と、言っても日帰り。
友人とツーリング行くのは3年前 酷道309号線を抜けて熊野まで行って以来。
友人は地図とコンパスが脳に内蔵されていないタイプでしかも最近までスマホ化していなかったという、もうどうしようもない超方向音痴。
東西南北が鏡像で反対向くので近所で逆向きに走りはじめるとか当たり前だった。最近は大阪府内なら何とかなってるみたいだが、でもそれ以外では方向音痴が健在で、伊丹のKTMバイクディーラーの試乗でコースを指定されたが迷子になっていつまで経っても帰ってこずすごく心配されたことがあった。
地図を見ても行ったところと対応する位置が分からないため「今度あそこに行ってみたいなー」とかの欲望や興味がまったく無い。
なので「どこに行きたいか要望ある?」と聞いても「どこでもいい」としか返ってこない。
なので一応ルートはこちらで考えて伝えるが、イメージできているのかは分からない。
GWは道路が混むであろうと予測で 朝 5:00集合予定 が、当然のように昔から遅刻気味で、電話したらまだ家とのこと。いつものこと。
吹田、名神、京都東、湖西線、マキノ、敦賀、三方五湖、舞鶴~なりゆき で。
早朝の湖岸は快適で、GW渋滞はなんとか回避できた。
Bluetoothのインカムで通信している。最近のインカムは安くても高性能でこの日も12時間稼働していた。法定速度付近しか速度を出さないからそんなに車間距離が開かないので途切れることなく通信はしているみたい。ただ、これだけ付き合いが長いとしゃべるネタがほとんど無い。スケジュール的に岡山のモトレボと逆だったなら尽きない愚痴を聞いてもらえるのだが・・・
フォトジェニックな景色がいっぱいあったが気持ちよく走るのに夢中で撮る暇が無かった。
普段公道で乗り慣れてないので、敦賀に着くころにはインカムからため息が多く聞こえるようになる。こちらのため息も向こうに届いていたはず。
敦賀で11:30、三方五湖で13:00、そろそろご飯をどこで食べるか問題が出始めるが、当初予定していた舞鶴で~はちょっと無理っぽいので小浜のなんか忘れたけど、とれとれとれ市場みたいなところで昼食のため駐車。
ところが激混みの長蛇の列。なのでちょっと離れた順番待ちの列の少ない 響 (ヒビキ) と言う店に。
予想外においしかった。
おなかは膨れたが、もうかれこれ6時間ぐらいバイクに乗って疲れてきた。
「ここからもう帰る方向で」と言ったものの小浜からだとどちらに向いて走っても同じぐらいの行程。
「どっち向いて帰る?」
「どっち向いても同じなら進むべし」と言うことで舞鶴へ。
もう、「ふ~・・」とか「はあ~・・」とかばっかり。
6時間耐久で いつもかなり悲惨な体力消耗を経験しているが、それとは違う疲労感。
舞鶴若狭道から京都縦貫道、名神、吹田、常に「ふ~・・」とか「はあ~・・」とかで合計400km 帰着。
暑くも無く、寒くも無く、好天で、最高でした。
そして次の日は モトレボのピットクルー 朝5:00に迎えが来る・・・ かなりしんどい・・・