同い年のバイク

19歳の青年(平成元年生まれだって)がCBR400RRでセントラルサーキット走ってるのを見て、あ~がんばって欲しいなーと思った。
よくよく考えてみるとその青年とCBR400RRはほぼ同い年なのである。
CBR400RRは1990~で、もろに自分たち(40歳)の年代の思い出の品でいわば骨董品(貴重品)である。
それに乗って「サンデーに出てみます!」とか言ってる。いや、そんな子ばっかりなのでそれが普通のように思ってたけど、
自分たちの年代で考えると、19歳の頃つまり激動の88年、NSRやらTZRが主流の所に350SS(マッハ2 1971~)とかでレースに出るようなもので、本当はあり得ない話。
それでも、若い子たちがサーキット走ったり、峠を走ったりするのに手に入れる事の出来るバイクはバイクブーム当時のレーサーレプリカの中古になってしまう。(CB400SFもありなんやけど、CBR400RRに比べると…)

「なあ、あのな、あと10年もしたら君、一人だけになるから がんばるんやで。」
「え?この子 何歳?」
「19やて」「えー!うちの息子と同い年か!」
「どうして一人になるんですか?」
「俺ら40歳やで。いつも来てる常連みんな40歳以上なんやで。」
「えー!そうなんですか」
「あ~、50歳で走ってる人いてるから、ま、たぶん大丈夫やろけど…」

30歳近くでもひよっこ扱いか…かわいそうに。

この希少種の若者たちのために安くて速くてかっこいいバイク、作ってあげてーや「4大バイクメーカー」。

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