きょうは、3Dづくし。
昔から継続して生産されている商品の図面を3D化。
CADが普及し始めた頃、まだWindowsですらなかったデータからの作業です。
当時のコンピュータの性能から浮動小数点の計算精度が違うのと、金型職人に理解してもらえれば良い図面の描き方になっているので、なかなかそのまま3Dにすることが出来ません。
こんな感じで円弧と直線が接線で繋がっていて、これらに寸法が付いているのですが、寸法通りに3DCADに持ってくると繋がりません。
DXFをそのままインポートしても、繋がりません。
職人さんが忖度してキレイな金型を作ってくれるのと同じように、3D上で忖度して作り上げる必要があります。
なので、図面上の寸法とは少し違うオブジェクトが出来ます。
接合部や摺動部は他の部品との兼ね合いを見ながら作り上げますが、図面とは少し違うときがあります。
3Dプリンタ等で試作、テストする必要が出てきます。