日下直越道
家からすぐに秘境。
本当はセントラルサーキットの走行枠が有って走る予定にしていたのだが、10日ほど前に奥歯が縦方向(少し斜め)に割れて治療中で、前日も診察があり 抜いた神経の跡部分に薬剤を塗布する等々で仮の詰め物取ったり再度埋めたりで、なんか何もしてないのに疲れてしまったのと、やっぱり奥歯を痛めているといざと言う時喰いしばる事が出来ないのでとか、走れない理由がいっぱい出てくるときは無理して行かない主義。
で、いつものようにエクストリームサイクリングで自転車意味無しの近所の秘境探検。
ハイキングコース入口からこれ。
このコース、たぶん私有地を抜けているのだと思う。
こういう感じのかなりヘビーコースを百数十メートル入りこんだところに突然キレイに剪定された生け垣に挟まれた狭い通路が出現する。
それを抜けた下の写真の所が以前はディズニー系の置物が花に囲まれたファンタジーなガーデニングエリアになっていて「なんぞこれ?」と思いながらいつも通っていたのだが、久しぶりに来てみたら遺跡化していた・・・
ほとんどの「なぜこんなところに石垣?とか、巨石が!」とかは遺跡になる前からヘンなスポットだったに違いない。
で、ここからすでに道らしきものがよく分からな状態なのだが、さらにコンディションが悪くなってくる。が、
このルートは廃道になりかけてたところを地域のボランティアの方たちが整備して復活させたハイキングコース。
人が入り込まないと雑草が踏まれることなく生い茂るばかりになるのでなるべく通って「道」として利用してあげてください。
(ジャングルではないのでナタ等は使ってはダメ。前から人が来るかもしれないから。)
笹薮にわずかにうっすら、けもの道。 これもボランティアの人たちが草刈してくれている。
でも、笹薮は100メートルぐらいかも?
何本か沢を越え、
このまま直越道を上がると縦走道まで横に抜ける道が無いため、今日は直越道から龍の口霊泉方向へ。
このへんでだいぶ「このまま自転車押しながら体力的に行けるのか?」と不安になってきた。
正直、ここからUターンして元の道を自転車押しながら戻るのは登るのと同じだけの体力要りそうで「自転車放置?」も考えた・・・
家の近所、しかも実家の駄菓子屋の近所で、いや、うちの実家の駄菓子屋の屋根見えてるし、こんなところでなんかあったらタイヘン。と気合入れなおし。
きびしい・・・ この不安な秘境感が好き。
おいしそう・・・
で、倒木エリアを抜けると意外と以前通りクリアに。
このあたりでやっと自転車に乗れた。
神武天皇も通ったのだから、もっとこのコースで登りましょう。
この顕彰碑のすこし下に古墳群があって、横穴が開いてるので探検好きな方はどうぞ。
で、なんとか龍の口霊泉へ。
なんとなく、ここは写真撮ってはいけないような感じがするので写真なし。ここを下ると阪奈道路。
橋を渡ったあとの左コーナーあたりに出る。
本当は道路を渡った向こう側にも道は繋がっているのだが、時速80kmで走る車を見切って横断するのはリスクが高すぎるのでこのまま阪奈道路を通行。帰路へ。
ひっつき虫だらけでなんとか帰ることが出来ました。 近所で秘境感味わいたい方に超オススメ。
ちゃんとした登山靴、長袖、長ズボン必須。